どんな人も、自分らしく働き続けられる職場へ
─ 外国籍従業員の視点から見る、IJTTのDE&I ─
2026.02.27
サステナビリティやESGへの関心が高まる中、企業では「働きやすさ」や「公平な機会」を大切にする動きが一層広がっている。人それぞれの違いを尊重し、誰もが等しく成長の機会を得られる環境を整えることが、個人・組織・そして社会全体の持続的な成長につながる──こうした視点が、いま多くの企業で共通の重要テーマとして位置づけられている。
企業でもさまざまな取り組みが推進されている中で、IJTTは2050年に創りたい4つの世界として『どんな人でも生き生きと働くことができる世界』を掲げた。それを実現すべく男性育休の推進や介護・看護休暇制度の刷新等、働きやすい会社を目指している。
多様なバックグラウンドを持つ従業員に日々支えられているIJTT。今回は、外国籍従業員という視点から、工場の事務業務を担うロアンとワヒュに、『どんな人でも生き生きと働くことができる世界』の実現に向けて進むIJTTが、今どのステージにいるのか聞いた。
異国の地で飛び込んだ、自動車部品業界
ベトナム出身のロアンは入社3年目。留学生として来日し、友人の紹介でIJTTに入社。現在は100名を超える外国籍従業員のサポートや社会保険業務を担当している。
人と人をつなぐ重要な橋渡しの役割を担う彼女が入社を決めた理由は、職場の雰囲気に惹かれたからだという。
ロアン「最初は、派遣社員として働いていました。上司や同僚も素晴らしい人たちばかりだったので、長く働きたいと思っていたところ、正社員登用のチャンスがあり入社を決めました」
ロアンが働きはじめて最初に驚いたのは、IJTTでは当たり前となっている、従業員を大切にする会社の"姿勢"だという。
ロアン「入社した当初、安全を何より重視する姿勢に感銘を受けました。労働災害が起きてしまった場合は、二度と同じことを繰り返さないようきちんと原因をたどり、解決する。従業員を大事にする姿勢の表れだと思います」
日本という異国で働くメンバーにとって、職場は生活の基盤でもある。自身の経験から、ロアンは積極的に体調や困りごとがないか声をかけている。
ロアン「家族と離れて生活する寂しさは私もよくわかります。だから"私たちが日本の家族になるから、何でも言ってね"と伝えています」
不安を安心に変えるサポートを
ロアンと同じ職場で働くワヒュはインドネシア出身で、同じく入社3年目。大学で日本語を学び、日系企業を経験した後、IJTTに入社。現在は通訳・翻訳に加え、総務業務にも携わっている。
彼もほかの外国籍のメンバー同様、入社した当初は社風に慣れない部分があったという。
ワヒュ「大学などで学んだ日本の文化と実際の職場の雰囲気には違いを感じて戸惑うこともありました。そんなときは上司や同僚が丁寧にサポートしてくれました。社宅の手配や設備等、生活の面でも困らないようにフォローがあり、大切にしてくれているのがわかります」
ワヒュが語るのも従業員を大切にするIJTTの"姿勢"。特にそれを感じたのは、入社した際に上司から受けたシンプルな指示だった。
ワヒュ「入社時に、上司から『海外からの実習生と、とにかく仲良くしてください』と言われました。その言葉を胸に、毎日現場を回って実習生に声をかけ、信頼関係を築くことができました。今もその関係を大切にしています」
IJTTでチャレンジする、これからのキャリア
ロアンとワヒュには、自分自身と、会社で働く従業員双方に対して、それぞれチャレンジしたいことがあるという。
ロアン「現在担当している業務のプロフェッショナルになりたいです。外国籍の従業員が少しでも働きやすくなるように社会保険などの労務手続きに詳しくなりたいと思っています。また、自分のためにも、製造現場で働く外国籍従業員のためにも、医療通訳に挑戦したいです」
医療従事者に、より正確に傷病者の症状を伝えられれば、よりよい措置ができる。現場を間近で見ているからこその想いだった。
ワヒュ「長期就労が可能な『特定技能2号』という資格がありますが、まずは自分と同じインドネシア語を母国語とする従業員の合格者が増えるよう、サポートしていきたいと思っています。また、働く場所や、国籍に関係なくその輪を広げていきたいですね」
同じ拠点には、インドネシアやベトナムをはじめ、フィリピンやブラジル等、さまざまな国にルーツを持つ従業員がいる。世界中で人気のあるサッカーなど、一緒になってスポーツを楽しんでいる彼ら。他の拠点も巻き込んでプレイしたいとワヒュは語った。
まだ見ぬ仲間へのメッセージ
二人に、これから働く仲間に対してメッセージをもらった。
ロアン「前の職場で、『うれしい』『しあわせ』『感謝します』『楽しい』『今日は最高』この5つの言葉があれば何でも乗り越えられるとアドバイスをもらいました。この言葉を、入社した学生にも伝えています」
ワヒュ「最初は怖いと思いますが、立ち止まってしまうのはもったいない。一歩ずつ進めば大丈夫です」
飛び込んだ先の新しい環境が、自分を実現できる場所であるように。バックグラウンドを意識することなく、その人自身を見て人と人が手を取り合う、そんな『どんな人でも生き生きと働くことができる世界』の実現に向けて歩み続ける。
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